こっくりさんは本当にヤバイのか?その原理とやり方について徹底解説!

ロウソク
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あなたは「こっくりさん」というものをご存じでしょうか?

 

こっくりさんとは1970年代にブームとなり、多くの人たちが行ってきた降霊術の一つで、紙と10円玉を使って幽霊を呼び出すというものです。

 

こっくりさんは小中高、大人関係なく人気があって肝試しとはまた違った怖さがあるのが特徴で、こっくりさんを実際に行う場合細かなルールがあり、そのルールに従わなかったり間違えたりすると恐ろしい目に遭うと言われています。

 

色んなところでこっくりさんに関する話はよく聞きますが、本当にそのような恐ろしいことは起きるのでしょうか。

 

今回はこっくりさんのやり方や現象が起きるカラクリ、実際に検証した人たちによる結果がどうであったのか解説していきます。また、最後にこっくりさんに関する本当にあった怖い話もしていきますので、興味のある方は最後まで読んで頂ければと思います。

こっくりさんについて

テーブル・ターニングの写真

冒頭でこっくりさんについて話していますが、ここではもう少し詳しく解説していきます。

 

こっくりさんは冒頭でも述べたように、1970年代に降霊術の一つとしてブームとなりまして、こっくりさんというのは日本での呼び名で、元は西洋の「テーブル・ターニング」という占いの一種からきています。

 

こっくりさんを漢字で書くと「狐狗狸」で、日本での場合もともとは人の霊というよりも狐、狸等の霊を呼び出すのが本当のところで、人間の霊を呼ぶようになったのは少し先の話。

 

こっくりさんを実際にやろうとした場合、決められたルールをしっかりと守らないと呼んだ幽霊に憑りつかれたり、最悪身の回りの人たちにまで不幸をもたらすことになるので本当に気を付けなければいけません。

こっくりさんを行う際の準備とやり方

歪んだロウソクのイメージ画像

では、ここからはこっくりさんの実際のやり方について解説していきます。準備に使う物としては、特に特殊な道具は使わないのですぐに用意できます。

 

多くのルールと守らなければならないことがありますので、実行する際は一つ一つ確実に行うようにしてください。一つでも間違えたりルールを破ると、幽霊そのものを呼び出す儀式なので、憑りつかれてしまったり不幸が起きるようになるなどの可能性がかなり上がってしまいます。

【用意する道具】

  • 白い紙を用意する(A4サイズ)
  • ペン
  • 10円玉
  • テーブル

【始める前の前準備】

以下の画像のように紙にペンで書きます。

こっくりさんで用意する紙

【こっくりさんの儀式を行う手順】

テーブルの上の真ん中に先ほどペンで書いた紙を置く

鳥居の位置に10円玉を置き、参加者全員の指を10円玉の上に乗せる

全員でこっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みくださいと言います。成功すると10円玉が勝手に動き出してはいの方へ向かいます。この際に失敗しても様子を見つつ2.3回繰り返しましょう。

はいのところに止まったら、一人ずつ順番に質問をしていきます。一回一回必ず回答を頂いて鳥居の位置までお戻りくださいと唱えて鳥居に戻った事を確認したうえで次の方は質問するようにしてください。

質問が無くなって終了する場合はこっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りくださいと唱えると10円玉がはいの位置にいってそのまま鳥居のところまで戻ります。

鳥居まで戻ったら最後にこっくりさん、こっくりさん、ありがとうございました。お離れくださいと唱えてこっくりさんは終わりです。

 

【こっくりさんの儀式を行ううえで注意しなければならないこと】

  • 当たり前ですが、ふざけ半分で決して行わないこと
  • 儀式が終わるまで10円玉から決して指を離してはいけない
  • 終わる際に鳥居のところまで戻らない場合がありますが、その際は決して慌てず、指を離さないで戻っていただくまで繰り返し唱える
  • こっくりさんは複数人で行うものになるので、一人でやることは禁止
  • 質問する際は、こっくりさん自身の事は聞かない(性別はOKかと思われますが一応止めておきましょう
  • 儀式を行う際に使用した紙は必ず破いて捨て、使用した10円玉もコンビニでも自販機でも良いので必ず使って自分のところに無いようにします。(儀式で使った10円玉や紙は呼び出した霊の念や霊体そのものが憑いてしまっていると考えられるため

こっくりさんを実際に検証した結果

怖くて目を覆う女性

上記で実際にこっくりさんを行う場合のやり方について解説しましたが、こっくりさんを実際に検証した人たちがいるので、その結果について書いていこうと思います。

 

ある方々が3人で実際にこっくりさんで幽霊を召喚できるのか検証しました。お三方ともこっくりさんについてはそこまで信じていない感じという前提で行われました。

 

ところが、ルールを守ってやっていこうとしたのですが・・・全く10円玉が動く気配が無く、狐が好む油揚げやおいなりさんなどを用意して再挑戦したものの、それでも結局一度たりとも10円玉が動くことはありませんでした。

 

別のグループでも動くことは動くものの、質問に対しての回答になっていなかったり、良く分からないことになったりと、グループによって動き方がバラバラで、実に摩訶不思議な儀式ともいえるでしょう。

 

ただ、幽霊を呼び出すときに求めていない悪い霊が来てしまったりすることもあるようなので、そこは特に注意する必要があります。

こっくりさんで起きる現象の原理

考える女性

こっくりさんを実際にやったときに全てではないものの、グループによっては10円玉が本当に動いてしまうことがあります。しかしこの現象は2つの原理(説)によって起きると言われています。

 

それが「予期意向」と「不覚筋動」です。

 

まず「予期意向」ですが、これは言い方を変えれば「潜在意識」です。ここでの場合は、こっくりさんをやったときにこっくりさんに対して質問しますよね。

 

その際に「自分ならこういう回答をする」というのが潜在意識としてあり、これによって「10円玉を無意識に動かしてしまう」という現象を引き起こしてしまっているという説です。そして、それが本人たちの目には「幽霊が動かしている」ように錯覚してしまった、というカラクリ。

 

一方、もう一つの「不覚筋動」ですが、先ほどの予期意向は「潜在意識」によって無意識に動かしてしまうというものでしたが、こちらの場合は名前の通り単純に「無意識に筋肉が動く」ことによって10円玉が動いてしまうというもの。

 

実際にやってみると分かりますが、コインの上に長い時間指を置き続けると、筋肉が疲れてきてコインが動いてしまうと思います。こっくりさんを行う時、色々と工程があって質問もしたりするものになるので、長時間指を置き続けることになります。

 

なので、当たり前ではあるのですが、集中していることもあって普通に指(筋肉)が疲れてきます。そして、これが結果的に10円玉が動く事となり「幽霊が実際に動かしているんだ!」と錯覚する、ということですね。

 

この2つに関してはあくまでも一つの説でしかなく、「100%これが原因だ!」という証明にはなりません。ただ調べてみた時に可能性が高いという風にされているだけになります。

こっくりさんを研究した科学者がいる

井上円了の銅像の写真

こっくりさんについての研究を、130年以上前である明治時代に行っていた科学者がいます。それが東洋大学設立者である「井上円了氏」です。円了氏は哲学者でありながら、幼少期から妖怪について興味を持っていたと言われています。

円了先生はもともと、お寺に生まれ、幼いころから妖怪の話を好んだといいます。事実、本人も幾度か妖怪らしき足音を聞いたり、障子から覗かれている気配を感じたりするなどの経験があったことを書き残しています。また、土地柄、妖怪の話が多い雪国である新潟で生まれ育ったということも大きいでしょう。

引用元:東洋大学

円了氏は最終的に妖怪研究をすることになるのですが、そのきっかけは東京大学で様々な学問を学んでいた時に、その中で心理学があり勉強していたところ、「人が妖怪として恐れるのは十中八九、心の問題だ」という考えに辿り着いたことと、SPR(英国心霊現象研究協会)の存在を知ったことにあったそうです。

円了先生が本格的に妖怪研究を始めたきっかけは二つあります。まず、当時東京大学で円了先生が学んでいた哲学は論理学・心理学・純粋哲学・倫理学という段階を踏んでいました。その中の心理学を学ぶうちに、人が妖怪として恐れているのは『十中八九、心の問題だ』という考えにいきついたんです。二つ目は、SPR(英国心霊現象研究協会)という英国の心霊研究会を知ったことにあります

引用元:東洋大学

その後1886年に東京大学にて「不思議研究会」という円了氏が組織した研究会が設立され、妖怪や幽霊についての研究が行われました。しかし、円了氏が病気に罹ってしまったことで第3回を最後に活動が終了、一人になっても円了氏は病気を持ちながらも研究を進めます。

 

円了氏は1887年に現在の東洋大学である「私立哲学館」を設立しまして、妖怪学を中心に講義を行っていました。その時にヨーロッパで行われていた心霊術「テーブル・ターニング」が日本に入ってきて流行る事に。この際にテーブルが「こっくりこっくり動く」ところから日本では「こっくりさん」と名付けられたそうです。

 

流行っている当初からコイン(当時はコメびつのフタだった)が動く現象が起きていたそうですが、なぜこの現象が起きるのか研究を重ねに重ねた結果、その正体が先ほどでも解説した「予期意向」と「不覚筋動」の2つが答えではないかと結論付けたそうです。

 

そして、この2つが今でもこっくりさんを行った際に勝手に動く現象を引き起こさせている原因ではないかと言われているのです。

こっくりさんをやったことで起きた事件

下からライトで顔を照らす子供

こっくりさんは冒頭でもお話ししたように、1970年代にブームを巻き起こしたものではありますが、これは現代でも変わらず実際にこっくりさんをやってみる人たちが多い現状にあります。

 

その中で学校で行う子供たちが多く、ある地域の学校ではこっくりさんをやったことで騒ぎまくったので、先生が生徒にこっくりさんをしないように禁止させたという話も。

 

更には嘘か本当かは定かではないが、こっくりさんを行ったことで亡くなった事例もあるようで、ここでその話を紹介したいと思います。

こっくりさんを怒らせた結果事故に遭って亡くなった

とある学校のグループでこっくりさんを行った際の話です。

 

こっくりさんを始めて質問していく際に、よくありがちな恋愛の話や未来の話を聞いてみたりしていったのですが、その中でとある女子生徒がこっくりさんに向かって「バカ」と言って怒らせてしまいます。

 

それに対してこっくりさんは「殺してやる」と答えたそうで、女子生徒はこの回答に怒り、更に煽るようにして「殺せるものなら殺してみろ」と挑発。

 

その後こっくりさんをやっていた紙をクシャクシャにして丸めてゴミ箱へ捨ててしまいます。(本来であればどういった状況でも途中で止めてはいけない)

 

そしてこっくりさんを途中で止めた帰り道に、その女子生徒はダンプカーに轢かれて即死してしまったんだそうです。

 

偶然か必然か、誰にも分からない訳ではありますが、少なくともこっくりさんを途中で止めた後の帰りであったことから、何かしらの因果関係があることは間違いないと言えるでしょう。

こっくりさんの本当にあった怖い話

街のホラーイメージ

先ほどは実際の事件であろう話をさせていただきましたが、もちろんそれ以外にもこっくりさんにまつわる本当にあった怖い話はたくさんあります。

 

ここではその中から、

  • 使用禁止になったトイレ
  • こっくりさんの最中に勝手に動かした結果

の2つの話について語っていきたいと思います。

使用禁止になったトイレ

これはある方が小学生の時に体験したお話です。

 

この方はもともと霊感はあるのですが、幽霊は見たことが無いそうで、当時流行っていたこっくりさんをやろうと友人に誘われたため、あまり信じていないながらも参加することになったそうです。

 

こっくりさんの準備を整えていざ始めてみた結果、10円玉が本当に動いたため「誰か動かしてない?」と皆に聞きましたが、誰も動かしていないということで、恐怖もありましたが、どちらかというと興奮の方が気持ち的に勝っていたそうです。

 

そして好きな人間であったり、地球はどうなるのか、など聞いて回答をもらった後に鳥居へ戻ってもらってこっくりさんは終了しました。

 

その方は今回のこっくりさんでこっくりさんにはまってしまったそうで、次の日にまた友人たちを誘って再びこっくりさんをやることに。

前回は教室で行ったのですが、その際にこっくりさんがトイレにいる男性の霊が好きであることが分かったため、今回はその男性の霊が居るトイレでこっくりさんを行うことにしました。

 

前回と同様に質問をしてみると、やはり10円玉が動いて初めてやる友人たちは驚きを隠せません。

 

質問の際に「子供は好きか?」と聞くと「はい」と答え、その後にこっくりさんをやると呪われる話を事前に聞いていたこともあり、「あなたは私たちを呪いますか?」と質問をしたところ、「いいえ」と返ってきました。

 

その回答に安心して次の日以降も何回もこっくりさんを繰り返し行い、その際も全て同一の幽霊だったようで、優しい幽霊のイメージが定着したそうです。

 

ところが、ある日にこっくりさんを行うと今までのこっくりさんとはまるで人が変わったかのような恐ろしさを感じることになります。

 

具体的には「殺す」や「死ぬ」という答えばかりになってめちゃくちゃ怖くなり、鳥居に帰ってもらおうと何度も唱えるのですがなかなか帰って頂けなかったそうです。

 

根気強く唱えたところようやく帰ってもらえてこっくりさんが終了、その後すぐに48回紙を破って、10円玉もその日のうちに使用して自身の手元から離れさせました。

 

そんな事件が起きた一年後、部活を教室で行うことになったその方は、一年前にこっくりさんを行った個室のあるトイレに入ったのですが、その個室のみが使用禁止の張り紙が張られていて使えなくなっていたそうです。

 

部活の後輩に何故その個室が使えなくなったのか理由を聞いてみたところ、トイレの水が勝手に流れたり、誰も居ないはずなのに中からドアを叩いている音が聞こえるなどの現象が起きたから、と語ったそうです。

 

こっくりさんをやったことでトイレの個室に居る幽霊がアクションを起こすようになったと考えられますが、真相は謎のままです。

こっくりさんの最中に勝手に動かした結果

これも、ある方が学校のクラスの友人たちとこっくりさんをしたときに起きた話です。

 

この方はこっくりさんのやり方を知っているものの、何か現象が起きたときが恐ろしいのでやりたがらなかったそうです。しかし友人が「やらなかったら絶交するから」と言われたので、乗り気ではないけど仕方なくやることにしました。

 

こっくりさんのやり方を友人たちに教えたあと早速始めてみます。唱えている時にその方は本当に幽霊が動かしているかのように友人たちに思わせるために自分で動かしてしまおうと考えていました。

 

友人たちがこっくりさんに質問する時、その内容はその方が知っているようなものばかりで、自分自身でその答えを出すように動かして友人たちを驚かせました。そして、今度は目をつぶって質問してみようという話になり、その方は文字の位置を全て把握して、答えを出すことに。

 

自分が動かしていることに気付かれないか心配だったそうですが、目をつぶっている状態でもなんとかその位置に10円玉を移動させて答えを出すことが出来たそうです。

 

ところが、その状況に友人たちが「こっくりさんは本当に居るんだ!」や「うわーこわーい!」と言って騒ぎ始めた時、突然10円玉が恐ろしいスピードで動いて「ばかにするな」や「ふざけるな」的な文章が出てきたのです。

 

その光景に「これはヤバイ!」とその方は思い、なんとか鳥居に帰ってもらおうと何度も唱えますが、「いいえ」にしか行かずに終わることが出来ません。

 

友人たちがパニックに陥り始めて騒然となりますが、心の中で何度も「ごめんなさい!」と叫び続けていたら「はい」に行ってこっくりさんを終了することが出来たそうです。

 

その方は今回のこっくりさんにおいて、わざと動かして遊んだことを本当に後悔したそうです。

 

こっくりさんという幽霊を呼ぶ儀式においては何が真実かは分かりませんが、少なくとも決められたルールでやらなかった場合本当に何が起きるか予測できないので、安易な気持ちでこういった儀式はやらないに越したことは無いと個人的に思いました。

まとめ

今回は、「こっくりさん」について解説をしてきました。こっくりさんは漢字で書くと「狐狗狸」で、西洋から来た「テーブル・ターニング」が元となっており、それの日本版という形で1970年代に流行ることとなりました。

 

そして、こっくりさんの儀式を行う際にしなければならない準備ややり方、守らなければならないルールなどを詳しく解説させていただきました。

 

こっくりさんを実践したときに起きる「指を置いた10円玉が動く現象」の正体は、「予期意向」と「不覚筋動」の2つである可能性が非常に高く、ただの勘違いと思われます。

 

そしてこの可能性を見つけたのが、130年前の明治時代に現在の東洋大学を設立した「井上円了氏」で、妖怪研究を重ねる中で見出だした答えであると言いました。

 

ですが、やはりこの世というのは不思議なもので、実際には科学や心理学で答えられてしまうようなことが多いとは思いますが、それでも説明がつかない現象というのは起こると個人的には思っており、こっくりさんで起きた事件や本当にあった怖い話というのはいくらでもあります。

 

なので、仮にこっくりさんを実践するとしても、幽霊を本当に呼び出して「目の前に居るかもしれない」と考えながらするべきだと思います。

 

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