ファービーの初代の人形には怖い話がある?気になる呪いの真相とは?

あなたは「ファービー」という人形をご存知でしょうか。
見た目からして少し怖い雰囲気が漂う人形なのですが、ファービーは1998年にアメリカの「Tiger Electronics」から発売され、世界で約4000万個販売された実績を持つ商品です。
ファービーは、こちらからさまざまなアクションをすることにより、ファービーがそれぞれで違う反応を示すというもの。
日本でも1999年に日本語版が販売され、子供に人気の大ヒット商品となりました。
ファービーはファービー語という言語(日本版であれば日本語)で喋り、レベルアップすることによって最終的には800の言葉で会話できるようになります。
そんなファービーですが、今でこそバージョンアップして改善されてマシになっていますが、発売された当初(初代ファービー)はとにかく怖い話が多く、怪奇現象ととれるような体験談も報告されていました。
ですが、その怪奇現象は機械的な故障という可能性があることから、修理をしてもらえれば元に戻る事例もあるようです。
そこで今回は、初代ファービーの人形で有名な怖い話やその他さまざまな怪奇現象を紹介し、その原因を診てもらえる場所についても話していきたいと思います。
目次
初代ファービーは3年で4000万個売れた
ファービーが初めて発売されたのは1998年でアメリカの「Tiger Electronics」が出している商品となり、発売が開始されてから僅か3年で4000万個売れるという、まさに大ヒット商品といって差し支えありません。
その後も1999年に日本語版ファービーがTOMYから発売され、
- 2005年:ファービー2
- 2012年:ファービー2012(ファービー3)
- 2016年:ファービーコネクト(ファービー4)
と、機能を増やしたり改善を加えたりしつつシリーズ化を果たしています。
ちなみに2021年現在は日本での販売は無い状況となっています。
初代ファービーの人形には怖い話が存在する
ファービーは全世界で4000万個売れた大人気商品ですが、そんなファービーが発売された当初は、「ある2つの有名な話」によって瞬く間に恐ろしい人形として怖がられることとなりました。
ここではその有名な、
- ブルスコとうるさいファービーにチョップしたらモルスァと叫んで飛んだ
- オロシテと泣きわめく噂を検証してみた結果
について紹介していきます。
ブルスコとうるさいファービーにチョップしたらモルスァと叫んで飛んだ
ある方がファービーに、
「ナデナデシテ!ナデナデシテ!」
と言われてうるさかったため、小型のマッサージ器を使ってファービーに当てました。
すると、
「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファー」
と、さらにうるさくなったので、その方はファービーの首元に向かってチョップを繰り出しました。
そうしたところ、ファービーが
「モルスァ」
と叫び、勢いよく空中に飛んだのです。
「モルスァ」の意味はよく分かりませんが、それにしてもチョップしたとはいえ、いきなり叫びながら勢いよく飛ぶというのは普通に考えて怖いですね。
ちなみにこの現象が分かるような動画を探しましたが、残念ながらありませんでした。
オロシテと泣きわめく噂を検証してみた結果
ファービーの機能の1つに、ファービーを逆さにすると
「オロシテ!オロシテ!」
と喋ると言われてまして、ある方が本当にそんな言葉を発するのかと思い、検証をしてみました。
ファービーを逆さにして検証をしたところ、ファービーについているヒモがほどけてしまい、床に落下してしまいました。
すると落下した瞬間、
「ウオオオオオ」と断末魔をあげ、ファービーの目玉が飛び出してしまったのです。
いきなりこんなことになってしまったので、その方はファービーに対してトラウマになってしまったんだとか。
この話に関しては怪奇現象とかそういったものではなく、落下した衝撃で部品が取れてしまっただけなので必然かと思いますが、それでも目玉が飛び出すというのは、子供であっても大人であっても十分キツイものがありますよね。
黒いファービーは不気味でそもそも怖い
初代に限らずどのシリーズにも言えることですが、ファービー自体はさまざまな色が用意されています。
その中で黒色のファービーもあるわけですが、色自体が本当に真っ黒なので夜の時に勝手に動き出しそうで怖いです。
黒いファービーの写真があったので貼っておきます。
ただのイメージでしかないのですが、このファービーに限らず別の人形でも同じことが言えるのではないでしょうか。
ファービーが怖い理由は何なのか?
ファービーが怖いとネットではよく言われていますが、その理由は何なのでしょうか。
恐らく普通に考えてファービーの見た目そのものではないかと思います。
そもそもファービーはアメリカ製であくまでも個人的なイメージですが、海外の方は怖いものとか気味の悪いものを好む傾向があるように感じていて、日本人にはあまり受け入れづらい部分があると思っています。
例えば、
上の写真のような、こんな感じの人形が海外では多く、人気もあるのです。
そういったことからファービーを見た際に、反射的に恐怖感を感じるのではないかと推測。
もちろん人によっては逆に可愛いと感じる方もいるので、一概に全員同じ感想を抱くとは限りませんが。
あとはファービーの鳴き声も独特なので、800種類の言葉を喋ることを考えると、言葉によっては怖いと感じる方もいるかもしれませんね。
ファービーは勝手に喋るという話が多くて怖い
ネットで情報を見てみると、ファービーに電池が入っているとはいえ、電源が入っていないのに勝手に喋るという現象が多数報告されています。
基本的に電池で動くものに関しては、電源が入っていなければ動かすことはできません。
しかし、初代ファービーにおいては特にですが、何故か電源が入っていないにも関わらずいきなり動き出すという摩訶不思議な現象が起きるため、怖くて押し入れの中にしまってしまうという人も多いようです。
実際は機械のバグによって起こるようですが、詳しくはのちに解説します。
ファービーが引き起こす怖い怪奇現象と怪談
冒頭でファービーにまつわる有名な2つの怖い話をしましたが、それ以外にも様々な体験をした人たちもいます。
特に電源が入ってないのに勝手に動き出すという話が多く、この点に関しては本当に謎というか、不可思議な現象だと改めて思わされます。
というわけで、ここからは実際に投稿された怖い怪奇現象や怪談を7つ紹介していきます。
会話をしあう2体のファービー
ある方が娘二人からファービーが欲しいと言われて、クリスマスプレゼントとして渡した時の話です。
娘二人にファービーをプレゼントした後しばらく遊んでいたのですが、途中で飽きてしまっておもちゃのカゴに入れたまま放置することとなりました。
放置するようになってからしばらく経ったある日、その方が家に帰ってくると誰も居ないはずなのに何故か会話する声が聞こえたため、声のする方へ向かっていくと、そこにはあの放置しているファービーが入ったおもちゃのカゴの中から聞こえていました。
会話をしていたのはこのファービーたちで、当時家には別のオモチャがあり、そのオモチャもまた電源が入っていなくても勝手にスイッチが入って動き出し、それに対してファービー達も勝手に反応して会話し出すということが何度もあったそうです。
しかし、分かっているとはいえ不気味で仕方がなかったため、娘二人が見向きもしなくなったところでバレないようにファービーたちを捨てたんだとか。
ベッドに目を向けているファービー
ある方がクリスマスプレゼントでファービーをもらった際に起きた話です。
その方は小学校の時にファービーをもらったのですが、ある程度まで遊んだ後は部屋の戸棚にしまっていたそうで、しまう際は電池を外した状態だったのでファービーの目は閉じていました。
しかし、しまってから時が経ったある日に、戸棚を開けたら目を閉じた状態でしまったはずのファービーの目が開いていたんだそうです。
この時はそこまで気にならなく、少し不気味だと思ったくらいだったそうですが、その方が現在住んでいる部屋に引っ越した後タンスの上にファービー飾っていたところ、その目が自身の寝るベッドに向いていたというのです。
まるで自身を監視しているかのような、そんな気分になったんだそう…
捨てられたくないファービー
ある方が引っ越し前の準備としてゴミの処分を行っていた際の話です。
その方は引っ越しの準備をしている時、当時はあまり期間が無かったため荷造りとゴミ捨てを同時にやっていたそうで、ホコリまみれになっていたファービーも一緒に捨てることにしました。
しかし次の日に、いざゴミ捨て場所へ行って出そうとした瞬間、袋の中に入っていたファービーが突然動き出したのです。
突然のことにビックリしてしまいますが、動いている状態で出すわけにもいかないため、一旦家に戻って電池を抜こうとしますが、ドライバーで蓋を取ろうとしてもなかなか取れず。
そんな時にその方の奥さんが、
「捨てられたくないんじゃない?」
と言いました。
そういうことか、と思ってファービーを捨てるのをやめて段ボールへ入れて新居先へ持っていくことにしました。
運ばれる間もずっとガタガタと音が鳴っていて、新居先へ着いて段ボールからファービーを取り出したあとは、それ以降全く騒がなくなったそうです。
電池を抜かれた呪い?
ファービーを整理券で購入した方がいらっしゃいまして、ゲットしてから2ヶ月経った後に飽きてしまってファービーの電源を切って放置していました。
ある時にリモコンの電池が無くなってしまいどうしようかと悩んでいたところ、ファービーを放置していたことを思いだして、ファービーのところから一本だけ抜き出して持っていくことにしたのです。
しかし、電池をファービーから抜き取ったその日の夜、押し入れの方からガチャガチャと音が聞こえてきました。
何事かと思って押し入れの中を覗くといきなり、
「ナデナデシテ!ナデナデシテ!」
と、電源を切っていたにも関わらずファービーが動き出したのです。
あまりの恐怖で咄嗟にその方はファービーの電池を全て抜いたそうですが、とりあえずなんとかファービーの暴走は止まったとのこと。
原因は不明ですが、遊ばれなくなって放置されるとこういった現象は起きるのでしょうかね。
飽きられたファービーが起こした怪奇現象
ある方が小学生の時にお母さんにお願いして、当時流行っていたファービーを買ってもらった時の話です。
お母さんに買ってもらった後はしばらく遊んでいたのですが、1年後になって飽きてしまい、どこかへしまってから何年も放置することになりました。
そのあと時が経ち、その方が高校生になった頃、ある日お母さんとリビングに居たところ、突然機械的な音がどこからか聞こえてきました。
最初はどこで何の音が鳴っているのか分からなかったのですが、2人で探索したところ、その音は2階の納戸(なんど)から聞こえてきていることが分かり、その納戸を開けるとそこに置いていたファービーが動いていたんだそうです。
しかし、ファービーは何かしらの物音で反応してしまうということがよくあるらしく、ある意味仕方のないことかなと思ったそうですが、このファービーをよく調べてみると電池が一つも入っていないことが判明したのです。
さすがに怖くなって、このファービーを神社まで持っていって供養をしてもらうことにして、それ以降はトラウマでどの人形も買わなくなってしまったんだとか。
勉強をしていた際にソレは起こった
小学校中学年の時にファービーを買ってもらった方のお話です。
その方は買ってもらった当初はたくさんファービーに構っていましたが、その半年後のある日、
「きききききききき……」
という大きな声が聞こえ、電池が切れる寸前になったのかと思いましたが、この時は既に飽きがきていたのであまり気にならずに放置したそうです。
しかし、それでも変な音や声が収まることがなかったため、さすがに気持ち悪くなって電池を抜いたところ、この現象はしばらく起きることはなかったそうです。
ところが、それから少し経ったある日にその方が勉強をしていたところ、以前の音を出す現象が再発しました。
また始まったと思いましたが、よくよく考えると前に電池を全て抜いていたことを思い出し、これはヤバイとなってそのファービーごと処分をしたそうです。
自身が勉強をしている最中だったので、もしかしたら途中で寝てしまい、その時の夢だったのかも知れなかったそうですが、それにしてはリアルすぎて記憶の中に深く刻まれたとのことです。
家で起きる怪奇現象に紛れてきたファービー
ある女性がまだ幼かった頃、お兄さんが自身にファービーを買ってくれた時のお話。
その方の家は怪奇現象がよく頻発していて、その中でファービーと遊んでいたんだそうです。
その方はあまり体験しているわけではなく、お母さんとお兄さんがその怪奇現象に立ち会っているという状況だったとのこと。
そんな中、誰も居ない部屋の中でファービーが勝手に動き出すという怪奇現象が起きるようになります。
その方は誤作動で動いてしまっているだけだろうと思っていたそうですが、その後も当たり前のように夜中であろうと怪奇現象が止まることはありませんでした。
こうなれば電池を抜くしかないと思い取り出そうとしましたが、実は電池を全て抜いていた状態だったということが分かり、あまりにも怖くなって即刻ファービーをゴミ処理で一緒に出すことにしたそうです。
ファービーは怪奇現象以外でもおかしい部分があって怖い
先ほど色んな方が体験した怪奇現象や怪談を紹介しましたが、それ以外にも
- 途中から外国語を喋りだして、それ以降日本語を話さなくなった
- ずっと「助けて怖い怖い」としか言わない
- ファービーが眠ったままで起きない
- 新しく電池を交換したのに挙動が変わらない
こんな感じで、何故こうなったのか分からないといった事態になってしまったという事例が多数報告されています。
全てがそうというワケでは無いようですが、一応原因としてはファービーの機械的な部分だと言われています。
いずれにしろ、人形である以上はこういったことが起きるのは仕方ないと分かっていても、やはり怖いという感情は無くせないところですね。
ファービーがおかしくなった際の直し方
ファービーがおかしくなった時に自分でも直せる方法があります。
それが、
- ファービーの底部にあるバッテリーカバーを外して、そこにあるリフレッシュボタンを2秒間押す
- 新しい電池に交換する
の2つになります。
全てのことに対して有効というワケではありませんが、まずは上記の2つの方法を実践して直るかどうかチェックしてみましょう。
基本的にファービーはその構造上、電池が無くなる寸前になると挙動がおかしくなると言われていますので、電池を新しいものに交換するだけでも変わるでしょう。
ちなみに、こういったファービーを持っていて、これはもしかしたら心霊現象なんじゃないか?
と思っている方もいるかもしれません。
もし、上記のような機関にお願いする前にお祓いしてみたら収まったりするのではないか?
と思う方がいらっしゃれば、過去に「自分でできるセルフお祓い」に関しての記事を書いていますので、一つの参考にしてみてください。
効果があるセルフお祓いの仕方とは?自分でできる簡単なやり方でスッキリ解決!
ファービーが壊れた際の修理場所と値段
上記で壊れた際に試す2つの改善方法を紹介しましたが、それでも直らない場合があります。
そんな時は「日本おもちゃ病院協会」と言われる、故障したおもちゃを直す専門の組織がありまして、そこに依頼をすることで根本的に直してもらうことができます。
日本おもちゃ病院協会は、1996年に各場所にあったそれぞれのボランティアグループで全国組織化し、現在では1694名が在籍しているところとなります。
修理してもらう際は、日本おもちゃ病院協会の公式サイトにアクセスしてもらい、そこから依頼をすることでお願いすることができます。
修理をしてもらう際は原則無料でやってくれますが、部品代などで費用が掛かる場合があるので注意してください。
あとは当然ではありますが、ファービーの状態によっては直すことが出来ない場合もあるので、併せて気を付けてください。
まとめ
今回は、1998年より大ヒットした商品「ファービー」にまつわる怖い話について解説をしてきました。
怖い怪奇現象を引き起こす話が多かったのは「初代ファービー」で、特に有名な話を2つご紹介させていただき、それ以外にもネットで出ていた怖い怪奇現象、怪談についてもお話しさせていただきました。
目立つ話として、
「電池を抜いていても動く」
という怪談があり、なぜ電池が無いにも関わらず勝手にファービーが喋るのか、原因は分からないままでした。
しかしネットで調べてみると、その原因はファービーそのものの機械的なバグが大半だということが分かりました。
そして、もしファービーの挙動がおかしくなってしまった場合の対処法を解説し、仮に電池を新しいものに交換してもバグが直らなかった時の修理場所もご紹介させていただきました。
もちろん機械である以上は直せないパターンも出てしまうのでどうしようもない場合もありますが、まずは自分で対応してみて、それでも変わらなければ「日本おもちゃ病院協会」の方に依頼をしてみると良いでしょう。
上記で紹介している方法でもファービーが直らなかった人へ
今回の記事の後半でファービーが不可解な挙動を起こしている、或いは壊れてしまった場合の対処方法を紹介させていただきましたが、それでも解決しない場合があるかもしれません。
その場合、確率としてはかなり低いでしょうが、何かしらの霊体がファービーに入ってそのような挙動や現象を起こしていることがあり得ないとも言い切れません。
下記の記事では「電話占い」というサービスで心霊現象や霊障害が改善されるかもしれないというような内容で記事を書いています。
その中でおすすめの電話占いサイトを紹介しているのですが、そこでは霊障害に関して強い占い師が多数在籍しており、人形に憑りついている霊体を除霊するという依頼も可能となっています。
もし何やっても解決できず、もしかしたら自身では手に負えない霊魂が入っているかもしれないと感じたのであれば、解決方法の一つとして検討してみてください。
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