【長崎】軍艦島は怖い心霊スポット?その歴史と心霊写真の噂について解説
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長崎県で有名な廃墟として「軍艦島」があります。
軍艦島の正式名称は端島(はしま)で、「軍艦」というのは島を横にして見た時に、その姿が軍艦に似ていることから軍艦島と呼ばれています。
海底炭鉱を目的とした島で当時は栄えていましたが、炭鉱を閉鎖して島民が居なくなってから沢山の廃墟が並ぶようになり、その不気味さから心霊スポットとして言われるようになりました。
そこで今回は、軍艦島の歴史について紹介しつつなぜ心霊スポットとして有名になったのか、その原因を色々語っていきたいと思います。
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危険度 | ★★★★ |
心霊度 | ★★★★ |
恐怖度 | ★★★ |
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目次
軍艦島の歴史と概要
軍艦島は冒頭でも話したように、「端島」という名前が正式名称になります。
心霊の話をする前に、まずは軍艦島の歴史を見ていきます。
ここでは、
- 軍艦島は海底炭鉱のための島だった
- 軍艦島には遊郭が存在した
- 軍艦島の最後の住人
の3つについて触れていきますので、参考にしてみてください。
軍艦島は海底炭鉱のための島だった
端島 (軍艦島) 端島(はしま)とは、長崎県長崎市(旧高島町)にある島である。かつては海底炭鉱によって栄え東京以上の人口密度を有していたが、閉山とともに島民が島を離れたため、現在は無人島である pic.twitter.com/DzHjQqh153
— 世界の投棄された廃墟たち (@haikyo_world) January 3, 2023
軍艦島は、石炭の埋蔵量が豊富な海底に位置しており、その石炭を採掘する目的で島が開発されました。
つまりは、軍艦島は石炭を採掘するために開発した「人工島」ということです。
軍艦島は、海底からの石炭の採掘が主な目的となっていて、島の周囲には炭鉱坑道が設けられ、坑道から採掘された石炭は島内の施設や建物で処理されました。
また、炭鉱労働者やその家族のために住宅や学校、病院、劇場などの施設も建設され、島内には道路網や公共の施設も整備。
軍艦島は、その特異な姿勢や建築物の密集度、そして高層建築物が集まっていたこともあって、横から見た時にその姿が戦艦に似ていたことから「軍艦島」という名前で呼ばれるようになりました。
軍艦島には遊郭が存在した
朝鮮人専用の遊郭 吉田屋【長崎県端島(軍艦島)】http://t.co/YvWAE2ArSf
— まなみん (@lip19861215) July 9, 2015
軍艦島奴隷が、専用遊郭で遊ぶの❓
こんな決定的な写真や資料が沢山あるのに、よくも難癖をつけたもんだわ😤
恥を知れ‼️ pic.twitter.com/VybSOYu3Sm
軍艦島には遊郭というものが存在していました。
島には炭鉱労働者やその家族以外にも、技術者であったり島を訪れる船員など多くの男性が滞在していたこともあって、娯楽や娯楽施設の需要が生じたようです。
そのため軍艦島には遊郭が作られ、性風俗産業をやっていたとされています。
遊郭は娼妓(しょうぎ:歌を歌ったり舞を披露する人のこと)や遊女(ゆうじょ:客に対して性的サービスをする人のこと)が働く場所で、客に対して娯楽や性的なサービスを提供をしていました。
軍艦島の遊郭は、島の中で特定のエリアを指定し建物が建てられました。
遊郭は島の他の地域からは一定の制約があり、入り口には監視員が配置され、入退場が管理されるなどの規制があったそうです。
遊郭は炭鉱の衰退とともに廃業し、現在ではその面影はありません。
軍艦島の最後の住人
軍艦島ってよくテレビとかで特集組まれるけどそういうのでは島が生きていた頃の写真や映像はほとんど出てこないよね。最後の住人出て行ったのが1974年頃だからカメラは十分普及していた筈だし、当時まだそれなりに贅沢品だったテレビの普及率も高かったらしいから8㍉位持ってた人もいそうだが…
— でる太 (@dmlantan) May 14, 2015
軍艦島の最後の住人は、炭鉱閉山後の1974年に島から退去するまで、主に石炭産業関係者やその家族などが生活していました。
閉山後も一部の管理・警備スタッフが残って島の維持管理に従事していましたが、一般住民は存在していなかったそうです。
その後、軍艦島は長い間無人島となっていましたが、2009年にユネスコの世界遺産に登録されたことをきっかけに観光地としての再開発が進められました。
現在では観光客が訪れることができ、ガイドツアーや展示施設が整備され、軍艦島の建築物やその歴史を見ることができるようになっています。
ですが、あくまでも見学のツアーであり、日帰りの観光が主となっているのでその点だけ注意してください。
軍艦島でシルクロードが撮った心霊写真が怖い?
軍艦島の歴史に触れたところで、ここからは心霊スポットとしての軍艦島を見ていきたいと思います。
軍艦島の話で有名なのは、人気YouTuberであるFischer’sのメンバー「シルクロード」さんの体験談。
彼は高校の修学旅行で軍艦島に訪れたことがあるのですが、その時に心霊写真が撮れるのではないかと思い写真を撮りながら回っていたそうです。
結果的に心霊写真は撮れなかったのですが、帰り際に立ち入り禁止のフェンスがあるトンネルの前で写真を撮りたいと言い出します。
突然水切りの石を探し出す
フェンス越しに写真を撮ったりして終わるかと思われた時、いきなりシルクさんは、
「水切りの石を探そう」
と言い出し、水切り出来る石を探し出します。
しかし彼が手に取ったのは、平たい石ではなく「ゴツゴツした石」でした。
これだけでも十分おかしな話なのですが、彼の異変はまだ続きます。
右足に「女の子の霊が憑いている」と言われる
シルクさんは拾ったゴツゴツした石を持ったままフェリーに乗ったのですが、しばらく経ってから石が熱くなっていると言い始めます。
修学旅行が終わって学校が始まってから、シルクさんは友人たちと保健室へと向かいました。
理由としては、保健室の先生は霊感が高く霊に詳しかったためです。
そして、先生による見解でシルクさんに「右足に女の子の霊が憑いている」ことが判明。
自身には影響はないが、周りに影響を与えてしまうと言われてしまいます。
撮った写真に女の子の霊が写っていた
先生に女の子の霊が憑いていると言われた後、すぐに自身が撮った写真を確認してみます。
すると最後に撮っていた立ち入り禁止のフェンスのところの写真の中に、先生が指摘した女の子の霊が見事に写っていました。
その後、軍艦島で共に回っていた友人たちが次々と不慮の事故に遭ってしまうという事態に。
しかも怪我する箇所が全て「足」。
まさにシルクさんの右足に憑いている女の子の影響なのかと言わんばかりの展開になっていってしまいました。
本当にこの女の子の霊が引き起こしているものなのか定かではありませんが、憑いている部位と怪我する部位が一致していることを考えると無関係とは言い切れないですね。
軍艦島のストリートビューにも心霊映像が?
Googleのストリートビューで軍艦島見てたら人の手発見(; ̄ェ ̄) pic.twitter.com/1gKd8Fmedg
— Cherukazu (@cherukazu) June 28, 2013
軍艦島は現在ツアーでなければその光景を見ることは出来ませんが、そうでなくても実はグーグルアースのストリートビューで見ることが可能となっています。
しかし、そのストリートビューの中に謎の手が写り込んでしまったという怖い話があります。
2013年の時にその写真が撮れていたのですが、現在では修正が加えられて見ることは出来ません。
この写真(キャプチャ?)に関しては、写真を撮った人間の手が写り込んでしまっただけという風に言われており、本当にその写真が心霊写真だったのかについては真相は不明であるようです。
心霊スポットである軍艦島の噂とは?
軍艦島は心霊スポットという認識がネットでは広まってますが、具体的にはどのような噂があるのでしょうか。
ここでは、
の4つの噂について触れていきたいと思います。
働く上での環境がヤバかった
まず一つ目の噂は「働く上での環境がヤバかった」です。
軍艦島で働く上での環境はとにかくヤバかったと言われていて、日本人だけでなく韓国人や朝鮮人も働いていたという話があります。
そしてこの後触れますが、強制労働であったり、多くの自殺者が出たとか、色々な都市伝説があるのです。
日本で炭鉱というのは昔から栄えていましたが、仕事という面においては常に危険と隣り合わせだったこともあり、いわゆる殉職者は必ずと言っていいほど出てしまっています。
強制労働があった
続いて2つ目の噂は「強制労働があった」です。
第二次世界大戦中に、一部の期間において強制労働が行われていたという話があります。
戦時中の日本では、徴用や強制労働が行われることがあり、軍艦島もその例外ではなかったそうです。
軍艦島は戦略的に重要な場所で、石炭の採掘において炭鉱労働者や技術者などが徴用や強制労働の対象となり、彼らは長時間の労働や過酷な労働条件にさらされることがありました。
特に戦争が激化した時期には、不足した労働力を補うために徴用や強制労働が行われ、労働者の人権が侵害されることもあったとのこと。
ただ、当時の軍艦島で働く朝鮮人の方々の給料が高かったという話があるため、これが本当であれば軍艦島においては強制労働は無かったという可能性がかなり高くなって、強制労働そのものの情報がデマということになりそうですね。
自殺した人間による怪奇現象
次に語る3つ目の噂は「自殺した人間による怪奇現象」です。
軍艦島では過酷な労働環境により、自殺を図る人間たちが多かったとされています。
中には自殺まではいかなくとも、軍艦島から逃げようとする労働者もおり、捕まった場合には激しい拷問を受けたという話もあるようです。
そしてここで亡くなった労働者の幽霊が、この軍艦島にて怪奇現象を起こしていると言われています。
自殺が多くあったのは事実のようですが、拷問に関しては違うという話もあり、過酷な労働環境と苦難が多かったのが重なって、このような呪い的な噂が出てくるようになってしまったのかもしれません。
とにかく死亡者が多かった
最後の噂は「とにかく死亡者が多かった」です。
軍艦島においては、炭鉱労働や困難な労働条件による死亡事故が発生したことがあったようです。
石炭採掘の過程での事故や労働災害、炭鉱労働者の健康問題などが原因となり、死亡者が発生したと考えられています。
炭鉱労働は危険な作業が多く、島内の坑道や施設での労働には多くのリスクが伴っていました。
主に坑道の崩落やガス爆発、圧死による死亡などが報告されていて、労働者の安全管理や労働環境の改善が不十分だったとされています。
軍艦島で起きる心霊現象とは?
軍艦島には様々な噂がありましたが、心霊スポットとして有名である分、多くの心霊現象が報告されています。
ここでは、
の4つについて解説していきたいと思います。
写真を撮ると顔や手が写り込む
去年行った軍艦島での心霊写真 pic.twitter.com/9vhc7QnLlw
— さくらぬい (@AdmReliable) August 12, 2015
まず最初の心霊現象としては「写真を撮ると顔や手が写り込む」になります。
ストリートビューのところでも話していますが、現在はツアーでのみ軍艦島に来ることができます。
その中で特定の区域のみ見学することができるのですが、そこで写真を撮るとその場に居ないはずの人間の顔や手が写り込んでしまうとされています。
軍艦島では労働者が過酷な環境で働いていたということもあり、その時の心情が念として残ってしまっているのかもしれません。
子供の声が聞こえてくる
続いて2つ目に紹介する心霊現象としては「子供の声が聞こえてくる」になります。
軍艦島で起きる心霊現象の中でも一番有名と言っても過言ではない話、それが子供の声が聞こえたり子供の姿を見たというものです。
何故子供の幽霊なのか?
軍艦島に住んでいたのは労働者だけではなく、その家族も住んでいたため、その時の子供の念が残っているのではないかとされています。
一応子供の強制労働に関しては無かったとのことですが、それにしては子供の霊や声が聞こえる話が多く報告されているんですよね。
現在は廃墟だらけの場所となっていますが、その廃墟に風が通った時に甲高い音が出ることがあり、その音が子供の声のように聞こえてしまっているのかもしれません。
キャンプに参加していた1人が消える
次に紹介する3つ目の心霊現象としては「キャンプに参加していた1人が消える」になります。
これはあるグループが軍艦島でキャンプをしたところ、次の日になってグループのうちの一人が消えてしまったという呪いのような心霊現象です。
この話も有名なのですが、キャンプの話に関しては恐らく作り話であると言って良いでしょう。
理由としては、軍艦島は無人になって観光ツアーが始まった時から無断で立ち入ることは一切禁止されていて入れないからです。
にも関わらずキャンプの話が出てきたのは、恐らく怪談話の中でキャンプを題材にしたものが多くあるため、それを無人島となった軍艦島の怖さを引き立たせるためにその噂を広めたのではないかと自分は推測しています。
幽霊に憑依される
最後に紹介する心霊現象としては「幽霊に憑依される」になります。
これは先程のシルクロードさんの体験談が元となっている心霊現象です。
シルクさんが憑依体験しているのは女の子の霊でしたが、軍艦島では過酷な労働環境により多くの死者が出ています。
中には強制労働を受けた方で亡くなっている人も居るでしょうから、その方の魂が成仏されずに残ってしまっている可能性があります。
とすれば、子供の霊だけでなく、亡くなった作業者に憑依されてしまうことも考えられるため、ツアーで来る際は亡くなった作業者に感情輸入し過ぎないように気を付けないといけないかもしれません。
島が心霊スポットになっている場所は他にもあります。記事にしているものがありますので、興味のある方はご覧ください。
➔福井県にある雄島は心霊スポット?反時計回りで回ると呪われるという怖い話がある?
軍艦島で起きた事件が心霊に繋がっている?
先程まで紹介してきた心霊的噂や心霊現象ですが、ある事件によってそれらは引き起こされているのではないかという風に言われています。
実際に軍艦島では、
- 1924年5月24日、大規模な粉炭墜落により4人亡くなる
- 1929年1月5日、海水が第四坑第六片付近に流入し作業者のうち2人が亡くなる
- 1935年3月26日、大規模なガス爆発事故が発生し27人が亡くなる
などの事件・事故が発生しており、これだけ見てもかなりの人数が殉職していることが分かるでしょう。
殉職者の中には、当然ながら自分が死ぬということを想定して働いていない人間も居るはずですので、その場合は強く念が残ってしまっている可能性があります。
そう考えると、自分の存在に気付いてもらい、話を聞いてもらうために声や音で心霊現象を起こしているのではないかという風な視点を持つことも必要かもしれません。
軍艦島へ行くためには?
軍艦島について色々と解説してきましたが、軍艦島に行きたいという場合は現状では観光ツアーを利用して行く方法しかありません。
1996年に、軍艦島は長崎県の「長崎原爆に関する遺産の保存及び平和都市長崎の推進に関する法律」により国の特別史跡に指定されています。
つまり、現在の軍艦島の持ち主は「日本政府」なのです。
そのため、間違っても個人の船で軍艦島に行こうものなら法で罰せられる可能性がかなり高いので、個人で勝手に上陸するのは止めましょう。
軍艦島のツアーに参加すれば行くことができますが、軍艦島自体が廃墟マニアが多く訪れる場所となるので、予約すれば絶対に行けるという保証は無いという点にだけ注意してください。
また、観光ツアーで上陸しても特定の区域のみ回ることしかできず、それ以外の区域は全て立ち入り禁止となるため、無断で立ち入り禁止区域に入ることは絶対にしないようにしましょう。
まとめ:軍艦島は歴史の闇が深い心霊スポットかもしれない
今回は日本の廃墟の中ではかなり有名な「軍艦島」について記事を書いてきました。
軍艦島は海底炭鉱のために作られた人工島で、労働環境は困難を極めるほど過酷なものでした。
実際に多くの人が事件や事故によって殉職してしまい、その影響で多数の心霊現象が起きたり心霊写真が撮れてしまうと言われています。
もちろん事実とは違う話もあるのでなんとも言えませんが、多くの念が軍艦島に残っているのは間違いないと言えるでしょう。
軍艦島へ訪れるためには、現在は観光ツアーを利用して行く方法しかありません。
軍艦島は心霊スポットとして有名なのかもしれませんが、単純に軍艦島の歴史や廃墟を知ったり見たりするだけであれば問題ないと思いますので、興味のある方は見学してみてはいかがでしょうか。
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