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白高大神は元西日本最恐心霊スポット？現在は深夜立ち入り禁止

森の中の不気味な古い石鳥居の写真

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奈良県には、古代からの歴史が息づく神秘的な場所が数多く存在します。その中でも特に注目すべきは「白高大神(しらたかおおかみ)」。

白高大神は、奈良県の地元民にとっては身近な存在でありながら、その実態はあまり知られていません。

地元の伝承や神話、考古学的な証拠から見ても、白高大神の存在やその神秘性は深く謎に包まれています。

さらに、この白高大神は奈良県最恐の心霊スポットとして有名で、訪れた者に恐怖を与えるという噂も。

そこで今回の記事では、白高大神の歴史とその神秘性、そして心霊スポットとしての姿について触れていきたいと思います。

知名度★★★★★
危険度★★★
心霊度★★★
恐怖度★★★

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心霊スポット？白高大神とは？


白高大神は、奈良県奈良市大和田町に存在する廃神社です。この白高大神は狐、つまりは稲荷の神社で、ある新興宗教の本拠地だったと言われています。

その新興宗教はシャーマンの力を持つ女性が深く関わっているのですが、その力は悩める信者をとことん解決に導くほどのものでした。

その女性が亡くなってから少し経ったあとに白高大神は廃神社となり、ある体験談によって一気に恐怖の心霊スポットとして名が知られるようになってしまいます。

ここから先は、シャーマンの女性について解説し、そのあと心霊スポットとしての白高大神を語っていきます。

白高大神の歴史と中井シゲノ氏の関係


奈良県奈良市大和田町に位置する白高大神は、その神秘的な雰囲気と怖い噂で知られる場所です。一部では奈良県最恐の廃神社とも称され、その存在は多くの心霊ファンや冒険好きの間で語り継がれています。

この章では、白高大神の歴史とシャーマンの女性について解説していくので、白高大神のことを知るための参考にしてみてください。

白高大神の歴史

古い本の写真

白高大神の存在自体は戦前からあったと言われています。

白高大神の特徴は、周りに畑が多くあって農作業されている方が居るのですが、その風景の中に溶け込みつつも廃墟と化した神社の風景が目立つといった感じですね。

新興宗教の施設として使われていた時期もあり、その後廃神社となるまでの経緯には多くの謎が含まれています。

また、その場所には祈祷師「中井シゲノ氏」の存在が大きく影響しており、彼女の死後、神社はさらに神秘性を増していきました。

シャーマン「中井シゲノ氏」とは


白高大神にはかつて「玉姫教会」と呼ばれる新興宗教の施設があり、その場所ではシャーマンであった中井シゲノ氏が教祖を務めていました。

シャーマンとは、一言で言えば「祈祷師(別の言い方をすれば巫女)」です。神と交信をして力を得て、予言や病気を治すなどができる、霊力がかなり高い人間のことを言います。

彼女はこの能力が高く、熱狂的信者を多く従えていたと言われています。

89歳で生涯を終えていますが、22歳の時に不慮の事故により両目を失ったり、その数年後に夫を亡くしたりといった不幸に見舞われる人生でもありました。

「白高大神」の名前の由来


白高大神という名前はどこから来たものなのでしょうか。これは中井シゲノ氏の歩んできた人生の中にありました。

彼女は22歳の時に両目を失いましたが、その際に観音菩薩のある滝壺で滝修行を行うようになります。

その理由としては、天皇が目の見えない息子に滝の水で目を洗ったところ、目が見えるようになったという話があったためです。

その話にならって彼女も滝修行をしたところ、両目を失った5年後に「白高(しらたか)」という白い狐の神様が舞い降りてきて、何も見えなかった視界の中で光や色が見えるようになります。

この経験して以降、神からのお告げにより玉姫社(安居天神)へと導かれ、管理をされていた宮司から玉姫社を譲り受けることとなります。

白高の名はここから来ているということですね。

中井シゲノ氏のその後の人生


中井シゲノ氏はその後大阪に移住し、修行を続けました。相談しにきた人の悩みを当ててアドバイスを繰り返すうちに、さまざまな分野の人間たちが彼女の力に頼るためやってくるようになります。

彼女のこうした多大な実績により、伏見稲荷の総本山である「伏見稲荷大社」の特別講社になるところまで玉姫教会は成長。彼女の力は本物であるという証明がなされるのです。

彼女は最終的に奈良に修行の道場を開くことに。この場所こそが現在の白高大神です。実際に境内には修行場所となる滝や洞窟があります。

1964年までは多くの信者を抱えていた彼女ですが、それ以降は信者が減っていくことに。そして彼女自身は89歳で死去。

彼女が亡くなったことで白高大神を守る人間が居なくなり、そのまま廃神社となってしまいます。

こうして見てみると、白高大神はただの廃神社ではない、しっかりとした歴史を持った神社であることが伺えるでしょう。

白高大神が心霊スポットとして有名になった理由


白高大神が廃神社になってから30年以上は経つのですが、すぐに心霊スポットとして認識されるようになった訳ではありません。

心霊スポットとして有名になった理由は、怪談師である「稲川淳二氏」が務める心霊ドキュメンタリー番組「恐怖の現場」で紹介されたからだと言われています。

2008年の時の作品になりますが、稲川氏とアシスタントの女性2人が白高大神に訪れ、そこでアシスタントの2人が椅子に座って待機することで心霊現象が起きるのかを検証しました。

その結果、不可解な音や声が多く入ってしまい、アシスタント2人もその音や声が真後ろで聞こえたりし、かなりの緊張感がありました。

こうした心霊現象をカメラに納めたことで、白高大神はヤバイという認識がネットを通じて広まったわけですね。

白高大神で起きた有名な体験談


白高大神が有名になった理由は、稲川淳二氏の番組によるものだけではありません。

これは稲川氏の番組内でも紹介されていたのですが、「とある体験談」による影響もあるのです。

それは、白高大神に肝試しで訪れた16歳の少女が最深部にある修行場(洞窟)に辿り着いた時、面白半分で入ったところそこで悪霊に取り憑かれてしまい、老婆のような姿に。

そして精神崩壊を起こしたのち、そのまま行方不明になってしまったというものです。

この話がかなり有名でして、この体験談が白高大神が心霊スポットである所以の全てを物語っていると言って良いでしょう。

とはいえ、この体験談自体が本当かは不明で、あくまでも都市伝説として捉えた方が無難かもしれません。

白高大神の危険な場所と怖い噂


奈良県にある白高大神は、その神秘性だけでなく、危険な場所としても知られています。一部では、神社の周辺には見えない力が潜んでいるとの怖い噂が囁かれています。

具体的には、急に体調が悪くなったり、不可解な音が聞こえたり、異常な現象が起きると言われており、また、神社の近くには急な崖や深い森が広がっており、足元を見失うと大怪我を負う危険も。

心霊スポットとして訪れる人も居ますが、その神秘的な力に触れることができるかどうかは、訪れる者の心の準備と敬意にかかっていると言って良いでしょう。

白高大神での怖い噂と実際の体験談


奈良の白高大神は、その神秘性と怖い噂で知られる場所。特に、夜間に訪れると奇妙な現象に遭遇するという話が地元で囁かれています。

一説には、静寂に包まれた神社の周囲で、突如として聞こえてくる女性の悲鳴。また、神社の周囲を歩いていると、誰もいないはずなのに背後から足音が聞こえるという体験談も。

いずれも訪れた者が直接経験した話で、偶然や誤認とは考えにくい現象です。白高大神の神秘性と恐怖感は、このような実体験により高まっているのかもしれません。

白高大神は面白半分で行ってはダメな危険な場所

STOP！と注意喚起をする人のイメージ画像

白高大神は、その神秘性と怖い噂で知られる奈良の廃神社ですが、決して面白半分で訪れるべき場所ではありません。

なぜなら、その場所には不可解な現象や予測不能な出来事が頻発すると言われているからです。

例えば、突如として電子機器が作動しなくなる、不可解な声が聞こえる、身体に異変が起きるといった事例が報告されています。

また、その場所のパワーを軽視して訪れた者たちが、後に精神的、物理的なトラブルに見舞われるという話も耳にします。

白高大神は、その神秘性と危険性を理解した上で、敬意を持って訪れるべき場所であると言えるでしょう。

白高大神はなぜ危ない場所となったのか

悩んでいる女性の写真

白高大神は聖域であり、パワースポットとも言える場所ですが、数多くの不可解な心霊現象が起きるのもまた事実。では、なぜそういった現象が起きる、危険な場所だという認識になっているのか。

白高大神の境内を調べてみると分かるのですが、地蔵やお供え物がある場所が荒らされているんですよね。これは、白高大神に肝試しで訪れた人間の中の誰かが、面白半分で地蔵の首を取ったり、ゴミを捨てたりしているとされています。

その結果、白高大神の中で地蔵が多くある場所周辺では、イタズラ心や心霊スポットという認識を持った状態で訪れると危険という風に言われています。

神社は読んで字のごとく、神様が祀られている場所であり聖域となりますから、一部の人の手によって綺麗に保たれていることが多いです。そのため、白高大神で怖い体験をしたくなければ、決して遊び半分で来ている訳ではないことを分かってもらえる行動が必要となるでしょう。

現在白高大神は地域の人たちによって環境の整備を行っている


白高大神は、奈良県においてかなり有名な心霊スポットとして認知されてしまっていますが、そのイメージを払拭するために現在は地域の人たちが白高大神の清掃、整備を行っています。

もともとは中井シゲノ氏が祈祷師として自分自身を磨くために拓いた場所なので、本来は修行場として聖域となっているのです。

それを「白高大神が心霊スポットだ」というイメージが広まりすぎたが故に、聖域である認識が薄れてしまい、イタズラを平気でする人間が現れたりして環境が悪くなっています。

訪れるにしても、聖域であるということと、パワーをもらうために行く場所と言えますし、やはり聖域と呼ばれる場所でイタズラやその場を荒らすといった行為は確実にバチが当たると分かっておくべきでしょう。

白高大神の場所と行き方

白高大神は奈良県奈良市大和田町にありますが、周りが多くの畑に囲まれているため、普通に見ても入り口が分かりづらくなっています。

向かう手段としては、車でもバスでも白高大神へ行くこと自体は可能です。しかし、どの手段で行く場合でも「白高大神の目の前まで行くことは出来ない」ということは頭の中に入れておいてほしいところ。

バスで行くのであれば、近鉄郡山駅から奈良交通バスを利用し若草台のバス停で降りることで白高大神へ向かう事が可能。

そして車で行く場合は以下に記す地図の赤い点へ向かえば問題ありません。

ですが、車であれば周辺の駐車場に停める必要があったり、バスの場合は若草台バス停で降りたあと、徒歩で白高大神に向かう必要が出てくるのです。

要は、白高大神へ行きたい場合は最終的に徒歩で向かうことになるということですね。

住所：奈良県奈良市大和田町1026

(追記)白高大神は現在深夜の立ち入りは禁止となっている

立ち入り禁止の看板の写真

白高大神は西日本最恐心霊スポットと呼ばれ、多くの心霊好きな人間が訪れていましたが、現在は深夜の立ち入りが禁止されています。

禁止になった背景としては、白高大神自体は中井シゲノ氏が亡くなった後、長年の間管理者が不在で廃神社となっていましたが、現在は管理人の方がいらっしゃる状態になっています。

そして、一つ前の章で触れていますが、白高大神は現在地元民の方々で整備を行っていることもあり、これからは白高大神を観光地として運営していきたいとのこと。

それに先立ち、2024年1月4日から深夜の白高大神への立ち入りは禁止となり、立ち入る者が居た場合は不法侵入として警察へ通報するという形になったようです。

ですので、これからは白高大神に心霊目的で深夜に侵入することは絶対に控えて頂きますようお願い致します。

まとめ：白高大神は訪れた人間のイタズラによって危ない神社に変わった

今回は、奈良県で有名な廃神社「白高大神」について記事を書いてきました。

白高大神は奈良県でも最恐の心霊スポットと言われており、白高大神で起きる心霊現象は多岐にわたります。

ですが、その白高大神はシャーマンである「中井シゲノ氏」が自身の修行のために拓いた場所であり、彼女が修行していた洞窟や滝周辺は強いエネルギーが流れる聖域と言えます。

そんな聖域においてイタズラや祀られている神様、地蔵に対して悪いことをすればバチが当たるのは当たり前で、白高大神で怖い目に遭う人の多くはそのようなことをした人なのかもしれません。

現在は地域の人たちが心霊スポットの印象を変えようと、神社の境内の清掃や整美に取り組まれていますので、訪れるのであればイタズラ心は決して持たずに参拝をするだけにしましょう。

そして、現在は深夜の立ち入りは禁止となっていますので、深夜に訪れることは絶対にしないようにしてください。

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