夜行バスの怖い話5選!体験した人は高速バスに二度と乗りたくなくなる?
皆さんは夜光バスに乗った経験はありますでしょうか?
夜光バスというと、旅行やコンサート、スポーツ観戦などで遠出する際に利用する方が多いかと思います。
夜光バスは一般的に怖い要素が多く、印象で乗りたくないと思う方もいらっしゃるでしょう。
物理的な意味で怖いのだと思いますが、中には夜光バスを利用している際ににわかに信じがたいような不思議な体験をしている方も居て、その体験によって
「夜光バスに二度と乗りたくない!」
となった人も居るようです。
そこで今回は、ネットに上がっている「夜光バスで起きた怖い話」を5つ紹介していこうと思います。
目次
夜行バスの怖い話【1】駐車場で霊柩車の軍団が入ってくる
ある男性が福岡から大阪へ向かうために夜光バスを利用した際に起きた話です。
その方は夜光バスを利用する時は、眠りやすいように必ずバスに乗る前にビールを飲むんだそうで、その時も同じように酒を飲んでから乗車しました。
当然のことながらビールを飲んだ状態なので、夜光バスに乗車してからそんなに時間が経たずして眠りに入ったそうです。
しかし、普段であれば兵庫県に着いた頃で目が覚めるのですが、あるタイミングでいきなり目が覚めました。
状況としてはどこかのサービスエリアに停まっていることは分かったのですが、何故かバスの運転手も含めて誰一人バスの車内に居なかったんだそう。
普通に考えれば夜中なので、自分以外に誰かしら寝ているような状況でなければおかしいワケです。
とりあえずトイレに行って用を足したあと施設の方に目をやると、薄暗い店内の中では寝ているのか、俯いたレジの店員とラジオもかかっていないシーンとした環境がそこにはあり、不気味に感じたその方はさっさとバスに戻ろうと歩き始めました。
ところが、この時サービスエリアの駐車場ではほとんど車が止まっておらずスカスカの状態にあったのですが、何故かそのサービスエリアに連続して車がどんどん入ってきたそうです。
最初は、
「なんで急に車が入るようになったんだ?」
と思うだけだったのですが、入ってくる車をよく見てみると、全てでは無いものの、多くの霊柩車が連続で入ってくるという、異様な光景に気づいたのです。
もっと言ってしまえば、霊柩車ということは誰かが亡くなって葬式をあげた後で初めて移動するワケで、高速を使うどころか、そもそも夜中に走っているワケが無いんですね。
なので、その方は恐ろしいほどの恐怖を感じてとにかく早くバスに乗ろうと探すのですが、何故か自分が乗ってきたはずの、肝心なバスが見つかりません。
仕方ないのでバス会社に電話したところ何故か繋がらず、どうにもならないので別のバスを探し、たまたま見つけたバスに乗ってその日は無事に大阪へ着いたそうです。
こういった話になると、
「それって夢だったというオチなんじゃないの?」
という風になるところですが、どうやら実話なんだそうで、幽霊を見たとかではなく、サービスエリアの駐車場での出来事なのでめちゃくちゃ怖いというワケではないと思いますが、その場で起きている非日常的な光景に対しての恐怖体験と言って良いのではないでしょうか。
夜行バスの怖い話【2】バス内で一人一人覗き込む真っ黒い影
これはV系バンドの追っかけをしていたある方が体験したお話です。
この方は昔から少し霊感があったそうで、今までも何度か幽霊を見てきたとのこと。
そして今回は夜光バスを利用した際に起きた怖い体験談となります。
夜光バスを利用して関東から大阪へ向かっていたそうですが、最初は特におかしなこともなく、ごくごく普通な状況が続いていたそうです。
関東から関西方面へ向かおうとすると3回トイレ休憩を挟むとのことで、最後の3回目のトイレ休憩となった時に「それ」が起きます。
3回目のトイレ休憩により、とあるパーキングエリアに着きます。
時間としては朝の5時で、休憩の際に起きていたのは自分自身のみで、他の乗員は寝ている状況でした。
着いた際に外を見ると、霧がかかっていてあまり良い感じはしなかったと言います。
一服をしたかったので喫煙所に向かいましたが、なんせ気味の悪い状況だったのでさっさと戻りたくなり、一瞬だけ吸ってバスへと戻りました。
バスの運転手が乗員の人数を確認したのち、再びバスは高速に乗って走り始めます。
その方は3回目のトイレ休憩までに爆睡していたため、走り初めてからは起きている状態だったそうです。
そしてしばらく走っていると、急にバス内で嫌な気配を感じ、なにも感じていないフリをしようと目を瞑ってその場をやり過ごそうとしました。
感じる嫌な「その気配」は、乗員一人一人の顔を覗きながらだんだん自分の方へと来ているようにその方は感じたようです。
そしてついに自分自身の目の前を通りすぎていったことが分かり、なんとなくうすーく目を開けてみると、そこには一つ前の席に座っている乗員に対して顔を覗かせている「真っ黒い影」が。
恐怖を覚えたその方はそのまま寝たフリをして、その「真っ黒い影」が消えるのを待っていましたが、そのまま寝てしまって気付いたときには目的地にたどり着いていたそうです。
自身が見た、あの恐ろしい「真っ黒い影」は一体何だったのか。
どこからバス内に潜んでいたのか、結局何も分からないままだそうです。
夜行バスの怖い話【3】顔が血だらけの人間たちを乗せた夜行バス
これは運転手である男性が体験したお話です。
その日は自身を含めた2人の運転手で交代しながら東京→京都へ向かうというルートとなっていました。
夜中の走行中、目の前に別のバスが現れまして、そのバスをよく見ると観光バスではなく、一般道を走る路線バスタイプのものだったそうです。
「高速に路線バスとは珍しいな」
とその方は思い、気になってバスに書かれている会社名を見ようと追い抜く瞬間にそのバスを見てみました。
ところが、バスの車内が見えた際によく見てみると、バスに乗っている人間の顔が血だらけで、見た限りでは5人以上はそんな姿だったんだとか。
「ヤバイ、恐ろしいものを見てしまった」
そして、バスの案内板を見てみるとそこに表示されていたのは、
「夜見」
だったそうです。
目的地である京都に着いた頃、お客さんの荷物を降ろしていたら、
「昨日メッチャ怖い夢見たんだよ」
という話を友達に対して語っている方が居たそうです。
その話に耳を傾けてみると、
「あるバスの車内を見たら、血だらけの客がたくさん乗っていたんだよ」
こんな内容だったそうで、
「この人は夢で見たって言っているけど、それは夢じゃなく現実だぞ」
とその方は心の中で思いました。
その後にもう一人の運転手もまた、
「その血だらけの人が乗ったバス、自分も見た」
と語ったそうで、そんなことを言えばお客さんを不安にさせるだろうと思い、隠していたんだとか。
結局はそのバスというのは現実に存在していた、という事なのでしょうかね。
夜行バスの怖い話【4】夜行バスで金縛りに遭う
ある女性が大学生の時に体験した話です。
その方は霊感はありませんが、何回か「金縛り」にあったことがあるそうです。
夏休みの時に友人とディズニーランドへ遊びに行ったのですが、その際に格安ツアーの夜行バスを利用。
バスに乗った時の座席が、その方は「中央の列の通路側」、友人が窓側に座っていました。
バス内で色々な話で盛り上がり、その後夜の22時になった時に消灯となって、2人はそのまま次の日に備えて就寝します。
就寝してからしばらく経ったあと、途中で目覚めて目を開けたそうですが、開けた瞬間に自身の目の前に男の顔があり、その表情がニヤニヤしていて、口がガムを噛んでいる時のような感じで動いていたそうです。
突然のあまりその方は男の顔に手を当てますが、男は姿を消して居なくなります。
そんな体験をしてしまったためにしばらく寝ることが出来なかったそうですが、それでも寝なければと思い、再び寝ることに。
ところが、再び寝始めてからしばらく時間が経ったあと、今度は金縛りに襲われ、腕を動かそうとしても全く動かす事が出来ません。
すると、自身の近くで太鼓を叩くような音が聞こえ始め、その音が段々とこちらに近づいてきていることが分かりました。
そして、明らかに自身の真横にあの男の存在があると感じ、必死で腕を動かしますが、そこには誰も居なかったそうです。
そのあとは特に何も無く朝を迎えましたが、友人にはさすがにこの話は出来ないと思い、胸の内にしまっておくことにしたそうです。
ディズニーランドへ着いてからは存分に楽しみ、夜のパレードも見たのですが、その時に上空に火の玉のようなものが浮いていたそうで、その火の玉はしばらく上空で漂ったあと、スッと消えたんだとか。
この火の玉は一体何だったのか分からず、先ほどの男の霊の事もあって何か関係があるのかと思ったそうですが、思い出したくも無いので忘れることに。
しかし、同じ日に3回も心霊体験をするというのはそうそう無いと思いますから、普通に考えて恐ろしすぎますね。
夜行バスの怖い話【5】自販機コーナーで感じた異様な匂いを放つ男の霊
ある女性が帰省のために関西から関東へ向かっていた時の話です。
この方にはご当地キティちゃんを集めてる友人がおり、この時もトイレ休憩時に買うために必ず起床するようにしていたそうです。
サービスエリアに着いてから、まず先にトイレへと向かいました。
夜となるとあまり人が居なくなりがちですが、他にも夜光バスが複数台サービスエリアの駐車場に停まっていて人は多く居たため、トイレ自体はしんみりしていない環境だったそうです。
なので、自分がトイレから出てきた際に男性が自分の後ろに居たりしても特に違和感が無かったのですが、今回はどうもおかしいことに気づきます。
理由としては、トイレから出てきたあと自販機が並ぶ場所へ着いたのですが、その際に自身の背後から異様な臭いを放つ存在を感じたそうです。
その臭いがまた強烈で、思わず吐きそうになってしまうほど。
しかし恐ろしいのはそれだけではなく、自身の隣にピカピカの床があって姿が反射するのですが、そこには背後に男が立っている姿が写し出されていました。
その男は自身よりもはるかに背が高く、こちらの頭頂部を見つめている(見下ろしている?)ような状態だったそうです。
どうしたものかと焦りますが、不運なことに今自分が居る場所は、お土産屋から見て死角となる場所だったため、人が周りに居ないという状況になっていました。
これではどうしようもないと悩みますが、幸い背後の自動ドアから人がやってきて、自身の後ろに立っていた男は他の人間が来たからか、来たと同時に姿を消したそうです。
ただ、この時に自身の髪に男が触ったような感触があったそうで、これがまた恐ろしい体験をする原因となったのです。
男が居なくなった事を確認したその方は、逃げるようにバスへと乗り込みます。
途中でバスを乗り換えつつ無事に実家へと着いたそうですが、着いた途端にその方のお母さんが自身の姿を見るなり、いきなり長い髪の毛をばっさり切り始めたのです。
ボー然としながらも、その行動を起こした理由が判明。
どうも自身の髪の毛に白い髪の毛が混じっており、それも切った髪の毛のほとんどがそうだったのです。
お母さんの手に付いている髪の毛もまるで埃のような真っ白さだったので驚きますが、それと同時にサービスエリアで感じたあの強烈な臭いをさらに凝縮したかのような悪臭を放っていたそうです。
その後お母さんは塩を大量に持ってくるなり、その方の頭に向かって鬼の形相をしながら塩を振り掛けてきて、
「うちの娘に手を出したら許さんぞ!」」
「誰の子に目をつけてんだこの野郎!」
と、メチャクチャ怖いことを言いながら悪霊退散の如く、とにかく塩を掛けまくる。
そして塩が尽きたのち、ばらまいた髪の毛と塩をかき集めて燃やしました。
「地獄で高血圧になって苦しめ!」
こんなことを言いながら・・・
今回何故このようなことが起きてしまったのか。
それは、サービスエリアで元から居たであろう悪霊がその方に目を付け、霊が引き寄せられる「何か」を頭に付けたことが原因だそうで、実家に着いた頃には複数の霊がその方に憑りついていたんだとか。
お母さんにはもともと霊感があり、今回の除霊で憑りついた複数の霊は全て居なくなったそうですが、それにしても除霊を行っている時のお母さんが恐ろしすぎですね(笑)
自身に幽霊が憑いているのかどうか確認するためには?
今回は夜行バスで起きた怖い話をさせていただきましたが、どこかへ旅行に行ったり遠出した際に、自身が知らない間に幽霊が憑いてしまっている場合があります。
そんな時というのは、家に帰ってからおかしな現象が起きたりすることが多いです。
しかし、霊感が無い人の場合は幽霊が居たとしても全く気付かず、仮に変なことが起きてもスルーしてしまいがち。
普通に生活をしていて、ある日を境に怪奇現象みたいなことが起き始めたら、それは幽霊が自身の存在に気付かせようとしている可能性があるので、そんな時は「お化け探知機」を使って家に幽霊が居るかどうか確かめてみてはどうでしょうか。
もちろん機械である以上は完璧ではありませんが、幽霊が居た場合は意外と普通に反応したりしますので、お守りという意味を込めて持っていても損は無いかと。
【おばけ探知機】ばけたん霊石の仕組みとは?その原理とガチの体験談を語ります
怪奇現象が多発している場合のお祓い方法
先ほど紹介した「おばけ探知機」で確かめなくても、おかしな怪奇現象があからさまに起きている場合、お祓いするための方法を知りたいという方が居るかと思います。
よくあるのが神社やお寺に行って、住職さんにお願いしてお祓いしてもらうといった方法でしょう。
しかし、仮に住職さんにお祓いしてもらう場合、それなりの金額が掛かってしままうため、依頼しづらいという方もいらっしゃるでしょう。
当サイトでは過去に、神社やお寺に行ってお祓いしてもらわなくても、自分でできる簡単なセルフお祓い方法を紹介した記事がございます。
この記事で紹介している方法で必ず解決するというワケではありませんが、まずはいろんな方法で実践してもらい、何をやっても解決しなかった場合に初めて住職さんにお願いするという形でも良いかと思います。
道具が必要な場合がありますが、そこまでコストが掛からないような方法にはなりますので、やりやすい方法から実践してみてください。