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【ホラー】テケテケは恐ろしい妖怪？実話なのかあらすじと共に徹底解説！

テケテケのイメージ画像

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みなさんは「テケテケ」というお化けをご存じでしょうか？

 

日本では都市伝説も含めて、数多くの妖怪がいるとされていますが、この「テケテケ」も妖怪の一つとして有名になっています。

 

1990年においてはオカルトブームが起きていて、

  • トイレの花子さん
  • 貞子
  • 口裂け女

などの有名なお化けを筆頭に、テケテケもまたこのオカルトブームにおいては火付け役となっていまして、現代においてもその恐ろしさは色あせてはいません。

 

テケテケの発祥の地として確定している場所はなく、人によって意見は割れているといった感じとなっています。

 

テケテケの特徴としては、下半身が無い状態となっており、移動の際は両腕の力でほふく前進をするというもので、その姿はまさにホラーといって差し支えないでしょう。

 

そこで今回は、お化け、そして妖怪として有名な「テケテケ」について怖い話を含めながら語っていきます。

 

また、テケテケは映画化とアニメ「地獄先生ぬ～べ～」にも出ているので、それぞれの作品についても詳しく解説していきます。

妖怪が出てくる日本の実写映画をこちらで紹介しています。

➔【邦画】妖怪が出てくる実写映画おすすめ13選【最新作〜昔の作品】

妖怪テケテケとは？

テケテケのイラスト

冒頭でもテケテケについて語らせていただいてますが、テケテケは両足がないのが最大の特徴であり、移動の際はほふく前進、つまり上半身の両腕のみの力で移動します。

 

テケテケの姿に関しては様々な説があり、都市伝説として語られるのは「女子高生」の姿ですが、他にも男性とも言われていたりして、正直どっちなのか分かりません。

 

そもそも何故テケテケという名前なのか。

 

その意味としては、上半身の両腕で移動した際に、

 

「テケテケテケテケ……」

 

という音をたてることから、この名前が付いたんだとか。

 

普通は効果音をつけるとしたら、

  • ペタペタ
  • スタスタ

などになるかと思いますが、「テケテケ」という風に表現したのはなかなか奇抜な発想だと言えるでしょう。

妖怪テケテケのあらすじ

本を開く手

テケテケはお化けとしてもかなり怖い部類に入ってくるのですが、ここでテケテケに関して一番ポピュラーな話を紹介していこうと思います。

 

舞台は北海道の室蘭に存在する「とある踏切」での出来事。

 

「ある女子高生」が踏切にて、線路を走る電車によって跳ねられてしまいました。

 

その際に列車に跳ねられた衝撃で、腰から下の下半身が切断され、上半身だけが残る状態となりました。

 

ところが、通常であれば上半身と下半身の間が千切れてしまえば大量出血ですぐに死んでしまうのですが、北海道の極寒によって血管が凍って固まり出血しなかったことから、しばらくの間生きていたのです。

 

そして、女子高生を轢いてしまった電車の駅員がやってきて、すぐさま救急車を呼ぼうとしましたが、上半身と下半身が切断されてしまった女子高生の姿を見て、

 

「これはもうダメだな」

 

と判断して、ブルーシートを実はまだ生きている女子高生の上に被せられてしまい、女子高生が必死に助けてもらうために声を出しましたが、駅員に届くことなくそのまま女子高生は絶命してしまいました。

 

自分がまだ生きているにも関わらず助けてもらえなかった女子高生は、人間に対して強い恨みを持っており、踏切にやってきた人間たちを見境なく呪うという形となったそうです。

話の出どころはバラバラではっきりしない

テケテケの発祥の地で一番有名なのは「北海道の室蘭」ですが、実は他にも

  • 沖縄が発祥の地である
  • タレントのラサール石井さんがテレビ番組内で語った怪談が元となっている

など、複数の話もあることから、どこからこの「テケテケ」の話が出てきたのか、その出どころがはっきりしていません。

 

実際に北海道の室蘭で、女子高生が列車に轢かれた衝撃で両足が切断されたという事故があったのかどうか調べたところ、その話に適した記事は出てきませんでした。

 

ちなみに2009年公開の映画「テケテケ」では、兵庫県の加古川市が発祥の地として物語が進行していますね。

 

いずれにしろ、テケテケの発祥の地に関しては、依然として謎のままということになります。

妖怪テケテケの怖い話

怖くて目を覆う女性

先ほどは一番有名なテケテケについてのあらすじを紹介しましたが、ここではもう一つネットで有名になっている怪談を語りたいと思います。

 

これは、ある男子高校生が放課後になって校舎を後にするときに起きた話です。

 

学校が終わって家に帰ろうとした男子高校生が、ふと後ろを振り返って校舎を見ました。

 

すると校舎の、とある窓のところで腕を組みながらこちらを見ている女子生徒が居まして、その際にその男子高校生は

 

「転校生かな？」

 

と思ったそうです。

 

何故かと言えば、その女子生徒の顔に見覚えが全くなかったため。

 

なので気になって女子生徒を見ていたところ、その女子生徒と自身の目が合って、向こうがにっこりと笑ったのでこちらも同じように微笑み返しました。

 

最初は気にならなかったのですが、男子高校生は女子生徒を見て「あること」に気付きます。

 

それは、よく見てみると彼女の下半身が無い、つまり上半身のみであったこと。

 

ヤバイものを見てしまったと男子高校生が思った瞬間、上半身しかない彼女が窓からいきなり飛んできて自身の目の前に現れました。

 

その光景を見て彼は腰を抜かしてしまって動けなくなってしまいます。

 

そんな彼をよそに彼女は肘を使ってものすごいスピードで近づき、その際に

 

「テケテケテケテケ………」

 

と音をたてていたそうです。

お化けであるテケテケに出会った際の対処法5選

テケテケは両腕の力でターゲットに近づくワケですが、その際のスピードは両足が無いにも関わらず100~150キロという意味不明な速さを誇っており、一度テケテケに見つかれば逃げ切ることは不可能。

 

さらにテケテケは、自身に関しての話を聞いた全員を襲うため、最大級に警戒する必要があります。

 

では、そんな恐ろしいお化けであるテケテケにもし出会ってしまった場合の、テケテケから逃げる方法を5つ紹介していこうと思います。

テケテケと目を合わせない

これはテケテケに限った話ではなく、普通の幽霊に対しても同じことが言えるのですが、基本的に自身と目があった人間がターゲットになったりしますよね。

 

もちろんテケテケの怪談を聞いている人間に対しても襲うので油断はできませんが、まずは仮に出会ってしまっても目を合わせることは避けます。

 

目を合わせてしまえば自身の存在に気づいているとバレますから、そうなれば一瞬であの世行きになります。

テケテケに対して呪文を唱える

テケテケに有効とされる対処法として、テケテケに対して呪文を唱えるというものがあります。

 

その呪文とは、

 

「地獄に落ちろ」

 

です。

 

「え？地獄に落ちろってどういう事よ？」

 

と思ったかもしれませんが、これは彼女がそもそも自分自身が死んでいるという事に対して自覚が無いとされていて、

 

「地獄に落ちろ」

 

と、テケテケに対して呪文という形で唱えることによって、初めて自分が死んでいるということに気づくんだそうです。

 

そして、自身の持つ人間に対しての強い怨念によって、たくさんの罪のない人間たちを呪ったことに反省をして成仏するんだとか。

テケテケは直進しかできない

テケテケは移動する際に両腕の力を使って凄いスピードで追いかけてくるワケですが、猪と同じで直進しか走れず、急に向きを変えるという事が出来ないそうです。

 

方向自体は変えることが出来ますが、その独特な走り方によって向きを変えきるまでに時間が掛かるんだとか。

 

そのため例えばですが、路地裏に逃げ込んでジグザグに走る事ができるなら、テケテケは追いかけることが出来ず、最終的に逃げ切る事が可能に。

 

ですが、もし遭遇した場所がまっすぐな道しか無かった場合は、残念ながら諦めるしか無いでしょう（笑）

テケテケの目線より下に入る

テケテケは下半身が無い妖怪ですが、テケテケ自身は下半身がない事を受け入れたくないため、真下を見ることが出来ないそうです。

 

そして、テケテケは電柱の上やブロック塀の上でターゲットを狙っているので、目を付けられる前にテケテケの真下に潜り込めばやり過ごすことが可能に。

 

この場合、テケテケの特徴を逆手に取った対策法となりますね。

 

問題として挙げるなら、これはテケテケが上でターゲットを狙っている時の対処法であり、当然のことながら地面についている状態で現れる時もあるので、その場合は先ほどの直角に曲がってテケテケが向きを変えている間に逃げ切るのが上策でしょう。

テケテケに強い光を与える

お化けというのは全てに対してではありませんが、基本的に暗い場所を好み、光であふれた場所には近づくことが出来ません。

 

そしてそれはテケテケにも同じことが言えます。

 

現にテケテケが襲う時というのは、暗い場所で且つ誰も居ないところに出現することが多いです。

 

なので、例えば街灯が無いような道路の場合は、テケテケにとっては最高の場所という事。

 

暗いということになれば、そもそも自分の存在に気づくことが難しくなりますからね。

 

ですから、テケテケの怪談を聞いてしまった時は、必ず明るいと同時に人が多く飛び交うような場所を選ぶことが重要になるでしょう。

映画のテケテケでは赤いものを身に付けない事が逃げる方法となっている

ネットで出ているテケテケに対しての対処法は先ほど挙げた5つになるのですが、映画のテケテケでは

 

「赤いものを身に付けない」

 

というのが対策法となっています。

 

なぜ赤いものを身に付けてはいけないのか。

 

この映画では「カシマレイコ」という人物が登場し、この「カシマレイコ」がのちの「テケテケ」になるんですが、カシマレイコは昔軍人たちによって乱暴され、この際に初めてであったために出血してしまいます。

 

そして、この血がカシマレイコにとってトラウマとなり、赤いものを家から全て排除し、その後カシマレイコは電車に轢かれての自殺を図りました。

 

亡くなったあとは「テケテケ」という妖怪になって、赤いものを身に付けている人間に対して襲うという展開になっていきました。

 

そのため、

 

「赤いものを身に付けない」

 

というのが対策法となったのです。

 

ただ、赤いものを身に付けないとなっているのですが、厳密には赤そのものが対象となっているようで、映画では主人公たちが乗っていた車が赤色だったことからテケテケに追いかけられています。

 

なので実際のところ、完全に赤いものを無くすというのは相当難しいと思われますね。

 

ちなみに映画ではテケテケに襲われると、呪われるというよりは自身の両足を切断されるという仕様になっています。

テケテケは両腕を封じて頭を突くことで倒すことが可能？

びっくりする男性

これまでテケテケに見つかってしまった際の逃げる方法について紹介してきましたが、ここでは根本的にテケテケと戦って勝つための方法を紹介しようと思います。

 

「いやいや、そんなもん無理に決まってるだろ！！（笑）」

 

という声が聞こえてきそうですが、これはある方が考案された方法で、その倒し方というのが

 

「テケテケの両腕を封じ、登山用の杖を使って思いっきり頭を突く」

 

になります。

 

テケテケは両腕を使って移動をし、自身の腕でターゲットの腰辺りを切り裂いて真っ二つにします。

 

なので、逆を言えば武器である両腕を封じさえしてしまえば、あとは突いて倒すだけになるということだそうです。

 

頭を突くというのは、両腕を封じられたら頭を守る事が出来なくなりますから、それは同時に弱点になる。

 

となれば、あとは

 

「どうやって武器である両腕を封じるか？」

 

になりますが、その方が考案されていたのは、「ジャンピング竹馬」を使って両腕を封じる方法でした。

 

具体的な方法としては、

1ジャンピング竹馬に乗った状態でテケテケに近づく
2近づくとジャンピング竹馬に乗った人にテケテケが驚いてひるむため、その間にドロップキックをかます
3ドロップキックを当てるとテケテケがこけるので、体勢を立て直す前に竹馬で両腕の上に乗って動きを封じる
4両腕の動きを封じた状態で登山用の杖を使って思いっきりテケテケの頭を突く

以上の4ステップで倒すことが出来ると語られていました。

 

しかし唯一のネックは、武器である「ジャンピング竹馬」の値段がかなり高いという点ですかね・・・

お化けであるテケテケとカシマさんは同一人物？

噂では日本で知れ渡っている都市伝説の中で今回の「テケテケ」と、映画で出てきている「カシマさん」は同一人物と言われています。（共に女性）

 

理由としてはテケテケ、カシマさんのそれぞれの特徴とストーリーが酷似しているためです。

 

現に映画のテケテケでは先ほども語ったように、カシマレイコという人物が人間に強い恨みを持つようになったことでテケテケになって姿を現し、多くの人間を呪うことになっています。

 

ちなみにテケテケの正体はカシマさんと言われていますが、他の妖怪で有名な

  • 口裂け女
  • 貞子

の正体もまたカシマさんだという説が存在し、まるで昔からある都市伝説に登場するお化けたちの起源が全てカシマさんだと言わんばかりで、なかなか面白い説であると僕は思います。

妖怪テケテケの怖い画像とかわいいイラスト

ネットでテケテケの画像やイラストを検索してみると、イメージに遜色の無い怖い画像もあれば、そのイメージとは完全に真逆のかわいく描かれたイラストもありました。

 

そこで、ここではテケテケの怖い画像とかわいいイラスト、それぞれをいくつか紹介しようと思います。

 

まずは怖い方の画像としてはこんな感じになっています。

女性のお化けは髪の毛が長くて顔が見えないのが特徴的ですが、テケテケも同じような姿をしていて、それがまた怖さが助長されていますよね。

 

では、次はネットで見つけられるテケテケのかわいいイラストを紹介していこうと思います。

こんな感じでいろんなイラストがありましたが、個人的には怖い画像よりもかわいいイラストの方が多くあるように思いました。

 

恐らく、テケテケ自体が妖怪の中でも怖い部類に入ることから、女性という事もあり、かわいいイメージで描いて怖さを和らげたいという心理が働いているのかなと感じました。

 

妖怪テケテケは「学校の怪談シリーズ」で違ったデザインという形でも出ている

ホラーな妖怪として知られているテケテケは、都市伝説として古くからその怖さをアピールしてきました。

 

そんな中で、映画「学校の怪談1~3」で学校に現れる妖怪の一つとしてテケテケが出演しているのですが、この映画では先ほどのような下半身の無い女性の妖怪というイメージではなく、まるでピンクのオランウータンのような見た目をしています。

 

学校の怪談シリーズの中では一番有名な妖怪としてなっていますね。

 

性格も都市伝説として語られるような恐ろしい感じではなく、むしろ主人公たちを助ける側として活躍するといった立ち位置。

 

ホラーな妖怪としてのテケテケも良いですが、違った形でのテケテケとして描かれているのも悪くはないですよね。

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妖怪テケテケはアニメ「地獄先生ぬ～べ～」にも登場

テケテケが出ている作品としては映画が有名ですが、それ以外にもアニメ「地獄先生ぬ～べ～」の

 

「第17話   てけてけの怪の巻」

 

でも出ています。

 

こちらは完全にホラーな亡霊として出ていて、設定としても

  • モデルが女子中学生
  • 電車に轢かれて体が真っ二つになる
  • テケテケの話を聞いた者は3日以内に自身の目の前にテケテケが必ず現れる
  • 自身の下半身を探して踏切のカンカン音と共に出現

といった感じで、ネットで語られるテケテケの話に合わせたような設定となっています。

 

地獄先生ぬ～べ～で出てくる亡霊(妖怪)達には強さのランキングがあり、テケテケの場合はトップクラスの強さの位置にあるようで、その恐ろしさに恥じない妖怪となっていると言って良いでしょう。

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妖怪テケテケの映画を観る方法

2009年に映画「テケテケ」と「テケテケ2」が同時に公開されました。

 

主演は「テケテケ」に元AKB48の大島優子さん、「テケテケ2」では元女優の岩田さゆりさんとなっています。

 

この2つの映画を観たいとおっしゃる方々のために、その視聴方法をここで記載しようと思います。

 

Amazonプライムビデオでは両方の映画を視聴することが可能で、手順としては

1Amazonプライムに登録する
2登録したらサイトの上部にある「prime  video」をクリック
3検索窓に「テケテケ」と入力
4「今すぐ観る」をクリック

になります。

 

Amazonプライムは月額500円、または年間4900円で契約することができ、「prime  video」の対象の映画が無料で見ることが可能となります。

 

ワンコインで映画が見放題になるので（もちろん中には対象外の映画も多い）、お財布にも優しいことからお勧めです。

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まとめ

今回は古くからある都市伝説で有名な妖怪の一つである「テケテケ」について紹介してきました。

 

テケテケは下半身が無いのが最大の特徴で、都市伝説で語られているのは踏切にて電車に轢かれたあと体が真っ二つとなり、本当はまだ生きていたが駅員に助からないと判断されてブルーシートを被せられてしまう。

 

そして、助けを呼んだが最終的に放置されてそのまま息絶えてしまったことから、人間に対して強い恨みを持つようになり、見つけたターゲットに対して襲いかかるようになった、というのが一番有名な話でした。

 

テケテケに見つかれば時速100キロ以上のスピードで追いかけてくるので、対策を考えなければ一瞬であの世行きになることから、テケテケに出会った際の対処法や倒し方について解説しました。

 

また、テケテケは一番と言っていいほどの古い都市伝説として語られていることから、映画の「テケテケ」や「学校の怪談」、そしてアニメ「地獄先生ぬ～べ～」と様々な作品にて出演を果たしています。

 

今回紹介したテケテケはあくまでも都市伝説として語られる妖怪で、仮に実在したとしてもどんな感じなのか、というのは正直難しいところかもしれません。

 

ですが、恐らく映画「テケテケ1」と「テケテケ2」を観ることが、イメージを知るというところでは一番良いかと思います。

 

なので、もしテケテケという妖怪について詳しく知りたい方は映画を観てみることをオススメします。

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